小学校1年生のサッカー少年の母親がレッスン前に、
「コーチに縄跳びのやり方聞いてみたら。」
彼はどうやら縄跳びが苦手らしい。
実際飛んでる姿を見ると縄を回すタイミングが全然合わず苦戦していた。
ついコツを教えたくなるし、手助けしたい気持ちをグッとこらえてこう質問した。
俺「どうやったら縄跳び上手くなると思う?」
「うーん、わからん!笑」
俺「じゃあ一緒に考えてみようか。もし何かわかったらコーチに教えてくれよ。」
などなどやり取りをした。
そしたら数ヶ月後、
レッスンの時に嬉しそうに縄跳びを持ってきて上手くなった自分の姿を披露してくれた。
どうやらクラスで行われた縄跳び大会で2位になったらしい。
俺「すごいじゃん、どうやって練習したの?」
「まずは10回出来るのを目標に毎日練習した。」
「10回出来たら今度は20回目標に頑張った。」
などなど自分がやってきたことをコーチにいろいろ教えてくれた。
あの時グッと我慢してよかったなと思ったよ。
もちろん結果がよかったからいいのではなく。
その過程の努力の仕方を自分なりに考えて頑張ったことが嬉しかった。
正解よりも推論や問いを立てる力が大切だと思うし、教わるより教える方が上達も速いと思ってる。
これは自分がジュニアコーチをするうえで大切にしていること。
正解を教えることで、
自分で考えて上達する力を奪ってないか?
失敗から立ち上がる力を奪ってないか?
やる気を奪っていないか?
人に教えたい!っていう思いを大切にしてあげられているのか?
大人ひとりの力で子供たちの才能を伸ばす魔法なんてないけども。
才能の芽を摘んでしまうのは大人の力でやれてしまうことも多いと感じているので。
自分の考えの全てが正しいとは思わないけど。
ここは大切にしていきたいと思う。
浜松のジュニア・ユースサッカー【姿勢・呼吸・体幹】出張パーソナルレッスン!
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